サークル(先生)からのコメント/作品詳細
クトゥルフ神話TRPGシナリオ
PL人数:1人
プレイ時間:15~時間 四章構成、二つの主要ルートが存在
216p、22万文字
「だからね、もし私が本当に空っぽだったのなら。その時は――私を殺してほしいんだ」
1991年、冬。
東京都武蔵野市に探偵事務所を構える主人公は、元同僚である蔵橋刑事から、巷で発生している連続猟奇殺人事件の調査を依頼された。その事件の被害者はみな女子高生で、腹部は執拗に切り刻まれていた。
また、調査の過程で謎多き少女・藤宮咲良と出会い、彼女自身のことを調べてほしいと依頼を受ける。奇妙にも思えたその依頼内容であったが、やがて、腹部を滅多刺しにされて殺されかけた咲良の過去を知り、彼女と一連の猟奇殺人事件の関連性が明らかとなっていく。
次第に露わとなるのは深淵なる狂気。事件に深入りした主人公はこの世ならざる幻覚を見るようになり、徐々に精神を蝕まれていった。
少女ばかりが狙われる連続猟奇殺人事件、7年前に崩壊した新興宗教団体、死に愛された少女、そして仄暗き底から覗き見る狂気。彼等の運命が交錯した先にあるものは、絶望の暗闇か、希望の光か。
死を渇望する人々は魂の安寧を求め、彼女に救いと導きを見出す――
スタッフのオススメポイント
澄川ティー先生とリチャードⅧ世先生がお届けする、クトゥルフTRPG同人誌が到着しました☆
謎の少女をはじめとした魅力的なキャラクターが織り成す、連続猟奇殺人事件をメインにした仄暗いシナリオに心惹かれます!!
美麗イラストと謎多きストーリーに惹かれる、珠玉の一冊をぜひお手元でお楽しみください。