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不死川兄弟の転生ネタ(notキメツ学園軸)です。前世の記憶ありの実弥が記憶なしの玄弥と出会い、再び繋がりを結ぶお話。※本誌179話までの内容を含みます。
商品紹介
「 かあさん 玄弥がいない 」
物心ついた時、実弥が初めて発した言葉がそれだった。
実弥の家は六人兄弟姉妹で、名前は就也、弘、こと、貞子、寿美…
そして自分を含めた六人で、その中に《玄弥》という名前はなかった。
しかし実弥には、あの鬼が巣食う濁りきった世界で、
自分と玄弥は残されたたった二人の兄弟だったという記憶が確かにあり、
年を重ねるごとに見知った顔と出会い、その記憶が所謂、
前世のものだと理解していった実弥は、当然の如く、
弟の影を探したのだが、現在も手掛かり一つ掴めてはいなかった。
血縁者や元同僚周りなど、思いつく限りは調べつくしたものの、
それでも何一つ玄弥に繋がることはなく、最早、
端から今の世に生まれていないのではないかと頭を抱えていたそんな矢先、
実弥は工事現場で働く玄弥と出会い…――――
サークル【ゆのもの】が贈る”コミックマーケット98”新刊は、
前世の記憶のある実弥が記憶のない玄弥と出会い、再び絆を繋ぐ、
[鬼滅の刃]不死川兄弟本『解けて 繋いで その名で 呼んで』が登場！
前世では〈兄弟〉という繋がりがあったものの、今ではその繋がりは無くなり、
他人として出会った二人の、転生パロ(notキメツ学園軸)でお届けする物語を、
是非お手元にてじっくりとお楽しみ下さいませ。