――その偏愛は、ただ一人に向けられた。 元々はただの一般人代表のような立ち位置に居た、女子大生の彼女と、産屋敷家極道一門の竈門組頭を務める竈門炭治郎が紡ぐ、出会いからその後に繋がる物語。 pixivやプライベッター等で公開したお話も加筆修正、新規に書き下ろし作品を加えて一冊にまとめました。