サークル(先生)からのコメント/作品詳細
あったかもしれない、もう一つの結末―
―幸せの夢を見た
彼女が願ったのは、ほんの小さな幸福の日々
些細なことで笑い合える、そんな風景が何より愛おしかった
けれど世界はどうしようもなく残酷だ
日常を願った少女の祈りは儚く散り、悲劇の意図に絡め取られる
掴もうと伸ばした手には遠すぎて、大切なものに届かない
―だから
その手に届けと、手を延ばす
悲しみの連鎖を断ち切るのは、ただ一振りの想いの刃
たとえそれが薄氷の上に過ぎなくとも
穏やかな日常は何より大切なものだから
切り開くは悲劇の先、幸いの日々を取り戻す結末を
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉
スタッフのオススメポイント
時を越え、新生『羅生門』ここに―。
2014年、サークル『喀血卓』が世に放ち、
TRPG業界に衝撃を与えたCoCシナリオ、『羅生門』。
そして2018年、多くのPLを魅了した物語は、
『喀血卓』『F∴C∴』のタッグにて
ここに二度目の誕生を迎える。
その名も、
『「羅生門」アナザー Regain:the Halcyon Days』
「ダブルクロスVSクトゥルフ神話」と銘打ち、
こーちゃKP先生とファミキチ先生の手によって、
新たなシステムで紡がれる、
古都を舞台とした想いと悲しみが交錯する物語。
定められたはずの運命に反逆するのは、
人を超えし『裏切り者―ダブルクロス―』
在りし日に掴む事の叶わなかった幸福。
もうひとつの結末を、今、貴方に―。
執筆作家様
・こーちゃKP
・ファミキチ
・赤夜
・甘栗にそ
・坂本あきら