サークル(先生)からのコメント/作品詳細明治17年、春衡伯爵家の若殿様である芳則が横浜港へ降り立った。
彼は英国で長きに亘って学問を修めた後、やっと日本へ帰ってきたのだった。
帰国後、芳則は或る約束――静を正妻に迎える――を実現する為に奮闘する。
それは新時代の象徴のように周囲の目には映り、芳則と静を応援する人人も増えた。
しかし、一人だけ、それを聴(ゆる)さない者がいた。
――果たして二人は本懐を果たせるのか?!
「御一新です。旧い時代の者はここで去りましょう」
【注意】
1.この物語は『春衡伯爵家の事情』シリーズのパラレルワールドのお話です。
2.後日譚の『春衡伯爵の婚禮~春衡伯爵家の事情 異説~』を同時発売しております。
作品単体でもお楽しみになれますが、二作品あわせてお買い求めになられますと、よりお楽しみ戴けます。
[シリーズとの相違点]
・(1巻の舞台の明治20年より3年前の)明治17年に分岐した世界観です。
・芳則(2巻の主役)×静(1巻のヒロイン)です。
全ての警告をお含みおきくださり、且つ、上記の設定をお楽しみになれる方のみ御覧くださいませ。
≫本の仕様:表紙/ペルーラスノーホワイト180kg、遊び紙/前・後、本文/上質紙110kg
スタッフのオススメポイント菊月太朗先生が描く『春衡伯爵家の事情』シリーズの、パラレルストーリーが登場です!
来客を迎えに行った静が玄関を開けると、そこには英国から帰国した芳則の姿があった♪
彼から指輪を渡されると同時に結婚を申し込まれた静、二人は抱き合って愛を誓い合う☆
明治17年に分岐した世界観で繰り広げられるもうひとつの物語、珠玉の1冊をご堪能下さい。