サークル(先生)からのコメント/作品詳細
提督が編み出した新しい「作戦」。
それは、これまでの戦術を覆す画期的なものだった。
この作戦がさらに改良されていけば、
「深海棲艦との戦争も早期解決出来るかもしれない」というほどの。
提督の秘書艦としてずっと側にいた霞は、
今まで目立った戦果を上げてこなかった提督が
周りから大いに称賛されるほどの事を成し遂げたのが嬉しくて仕方無かった。
霞自身、横須賀の鎮守府からスカウトされるほど優秀な艦だったが、
提督の側でその作戦の完成まで共に歩んでいくつもりだった。
だが、そんな第一歩を踏み出した矢先、
提督が病に倒れてしまう………。
――…これは、2人が互いを “想い合った”
ただそれだけの、愛のお話………。
スタッフのオススメポイント
霞と提督のちょっと切ないラブストーリーが登場です。
提督の画期的な作戦が評価され、喜ぶ二人だったが提督の体調は芳しくなく……。
長い付き合いでお互いを信頼し、仕事以上の感情も持つようになった二人の未来は――
お互いを大切に想う気持ちに胸がいっぱいになる一冊です。